独学で行政書士 過去問演習についての教示

みなさん、こんにちは。

試験1ヶ月前の10月は、とにかく過去問の復習と、模試を受けて本番のシミュレーションをする
ことが重要ですね。

今日は過去問演習についてです。今までの記事の中で述べたことと重なる部分もありますが、
過去問演習のコツなどを紹介します。

 

過去問演習の意義

 

まず、問題演習(過去問)ってなんのためにするかってことです。
大きく分けると、

1、知識のアウトプットの練習ができる

2、出題形式を知ることができる

3、出題傾向を把握できる

4、自分がどれだけ解けるか分析できる

この4つができるため、問題演習は必要なのだと思います。

 

まず、1についてですが、やはり、覚えてインプットしたところで、本当に頭に入っているのか
はわかりませんよね。覚えた気になっているだけなのかもしれませんので、実際に問題を解いて、
知識をアウトプットする練習をすることで、ようやく記憶が定着するのだと思います。

 

そして2です。覚える段階では、テキストやノートを見て覚えるわけですが、
実際、どこが出題されるのかは問題を解くまでわかりませんよね。例えば、憲法では、
様々な判例がでてきますが、重要な判例や有名な判例には、事件の名前がついています。
マクリーン事件とか、朝日訴訟とか。そこで、初めて学習する人は、とにかく全部覚えようとするわけです。
テキストには事件の名前も載っているので、事件名から、事案、判旨、結論まで全て覚える人もいるかもしれませんが、実際の問題で事件名を問われることはまずありません。それなのに、一生懸命判例の名前まで暗記しようとするのって、あほらしくなります・・・。まあ、これは極端な例ですが、だいたいそういうことです。
だから、問題を解いて、どこが問われるのかを知る必要があるのです。

 

次に3です。
出題には傾向があり、どこが出やすく、どこが出にくいかが決まっています。
例えば、民法の総則では、制限行為能力者や代理、意思表示などが頻出で、逆に、条件・期限なんかあまり出題されないのです。だったら、勉強にかける時間は出やすい部分に使って、条件・期限みたいなところは軽くしておけばいいわけです。この時間配分を間違えると、おおきな損をします。
そのため、どこが狙われやすいかをよく把握することが必要です。
まあ、テキストではA~Cランクといった形で、頻出度が示されているんですが、問題を解くことで頻出部分を知ることができます。

 

最後に、4ですね。
自分がどれだけ解けるかということですが、これは色んな面から自分の実力を測ることができる
ということです。当然、覚えているかどうかを試すことができますが、
覚えていても、自分がどれだけ時間をかけて問題を解けるかも知っておく必要があるのです。
本番の試験は、3時間の長丁場です。
1問に時間をかけすぎるのは危険なので、問題を解く時間も考えなければなりません。

 

過去問演習の進め方

では、どのように過去問演習を進めていくのがよいのでしょうか。
これまでの記事でも述べたことがあると思いますが、メリハリをつけて過去問を回すことです。

多くの過去問集はチェックリストが問題の横にあり、どの問題を間違えたかチェックできます。
そこで、おすすめの過去問の回し方は、チェックリストを活用することです。
例えば、完璧にわかった場合は○、微妙にわかった(なんとなく正解できた)場合は△、
わからなかった場合は×、というふうにチェックします。
そうして全ての問題が○になるまで回すと、メリハリのある学習になるのです。
×や△がいっぱいついた問題は自分の弱点なので、重点的に学習できますよね。

近年の行政書士試験は、難しくなっていきているので、過去に出た問題は絶対に正解したいですね。

 

でも実際は過去問プラスアルファが必要

過去問演習は大事です。過去に出題された問題は正解したいところですが、
実際の試験では、過去問から出題されるのは、だいたい4割くらいではないかと思います。

法令と一般知識合わせて4割くらいだと思いますが、意外と少ないんですね。
では、その他はどこから出題されるのかというと、テキストには載っているけど未だ出題されていない部分か、テキストにすら載っていない事項です。後者は対策するだけ無駄ですが、やはり、テキストに載っているものはしっかり得点したいですよね。

だから、合格のためには、過去問から出題されている4割くらいの部分をしっかり得点して、その後、テキストに載っている事項だけを得点すれば、合格点に届くのです。そのため、過去問演習に加えて、過去問にない事項もテキストで覚えていく必要があります。その対策についてですが、例えば、千問ノックや模試を使うことです。以下の本がお薦めです。

合格革命 行政書士 一問一答式 出るとこ千問ノック 2017年度 (合格革命 行政書士シリーズ)合格革命 行政書士 法改正と直前予想模試 2017年度 (合格革命 行政書士シリーズ)2017本試験をあてる TAC直前予想 行政書士

 

あと、よく迷う方がいますが、過去問は行政書士の過去問だけでいいと思います。
法律科目の実力を伸ばしたいがために、他の試験、例えば公務員試験の過去問までしようとする人がいるかもしれませんが、他の試験の過去問までする必要はないです。
確かに、行政書士の過去問にない部分の対策はできますし、力をつけることには繋がりますが、やはり、傾向や特徴が試験ごとに異なるため、行政書士試験のための対策として、ずれることがあります。

まあ、行政書士試験の問題の特徴をよくわかった上で、公務員試験の過去問を解くことはよい練習にはなりますが、無駄な労力を使う危険もあり、諸刃の剣ということです。
公務員試験を経験した立場から、今後このブログで、公務員試験の過去問から良い問題を紹介したい
と考えていますが、進んで公務員試験の過去問を解く必要はないですね。

 

それでは、本日はこのへんで!



↓ブログランキングに参加しています。クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村

資格受験ランキング
↓また、意見や要望等あれば、コメントの方、受け付けています。記事にして欲しいことなどがあれば是非コメントどうぞ。

Follow me!

意見や要望、何でもコメントしてください