独学で行政書士 行政法のツボ4(行政上の強制措置Ⅱ:行政上の強制執行、即時強制、行政罰)

こんにちは。
ところで、みなさん、三上で勉強していますか? 以前の記事で紹介しましたね。
まあ、三上は、良いアイディアが浮かびやすい場所ということなので、勉強に集中できるとは、
また別なのかもしれませんがw

 

今日は前回の続き、行政上の強制措置をしていきます。まず、全体像はこうでした。

行政罰が制裁の手段、それ以外は義務の履行を確保する手段でした。

 

執行罰

執行罰は、義務者に義務を履行させるため、予め、義務を履行しない場合には過料を課すことを
予告し、その後、義務を履行しない場合に過料を徴収することです。

 

ここで、憲法39条では、

「何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。

あるように、二重処罰を禁止しています。刑罰は何回も課してはならないということです。
でも、執行罰は制裁ではない、つまり、刑罰ではないので、反復して課すことができます。

 

直接強制

これは、義務者が義務を履行しない場合に、直接義務者の身体や財産に有形力を行使して、
義務を実現させようとすることです。

強制力が強く、慎重に運用していく必要があるため、個別の法律の規定を根拠にする必要があります。

 

行政上の強制徴収

行政上の強制徴収は、義務者が金銭を納付する義務を履行しない場合に、直接義務者から
金銭を徴収することですね。

この場合、法律に、「国税滞納処分の例による」といった明文の規定が必要です。
これは前回出てきましたね。行政代執行法6条です。

第六条  代執行に要した費用は、国税滞納処分の例により、これを徴収することができる。

 

即時強制

これは、義務を命じる暇がないときに、直接相手方の身体や財産に有形力を行使して、
行政目的を実現することです。
義務の不履行の状態を解消するわけではないところがツボですね。よく問題で、命じられた義務の
不履行がある場合に、直接相手方の身体や財産に有形力を行使して、行政目的を実現することを
即時強制という、という記述がありますが、引っ掛けですね。

例えば、火事のときに、消防隊員が無断で建物の壁を壊したりすることです。

即時強制は一般的な法律はなく、個別の法律で規定されています。

 

行政罰

そして行政罰ですね。
行政罰は、行政上の義務違反に対し、制裁を加えるもので、行政刑罰秩序罰があります。

 

行政刑罰は、義務違反に対し、刑法に刑名がある罰(死刑、懲役、禁錮、罰金など)
を科すことですが、これは行政「刑罰」なので、二重処罰は禁止されています。
刑事訴訟法という法律により、刑事裁判で科されます。

秩序罰は、届出義務違反とか軽い違反行為に過料を科すことです。
法律違反の場合、非訟事件手続法により、裁判を経て、検察官の命令により科されます。
条例違反の場合、地方自治法により、地方公共団体の長(市長など)により科されます。

ちなみに、去年の記述の問題で、条例違反の事例で、
地方自治法により、市長によって科される秩序罰が出題されました。
まあ、僕は非訟事件手続法と書いてしまい、ちょっと間違えましたがw
それでも、市長と秩序罰が書けていたので、おそらく、部分点で16/20くらい点数をもらいました。
記述式は採点が優しく、部分点も結構くれます。

こんな感じですね。細かく覚えましょう。

 

暗記の仕方

ここでちょっと暗記のコツというか、僕が心がけていたことを紹介します。
まず、行政法や民法では暗記事項がかなり多く、混同しやすいし、時間が経つと
すぐ忘れてしまうことが多いです。
そこで、暗記の仕方をちょっと工夫することで、記憶が定着しやすくなることもよくあるんです。

 

例えば、暗記しようとなると、テキストを見て暗記しますよね。でも、僕の経験上、
活字より自分の書いた字の方が確実に覚えやすいんです。だから、特に覚えにくい箇所は自分で
書いてみるといいです。
僕はテキストをいちから順にノートにまとめましたが、
それはしんどいので、例えば、なかなか覚えられない部分だけをまとめたノートを作るなどは
よい方法だと思います。

それから、文章の暗記だけしていませんか?もちろん、文章の方が全体の流れと一緒に
覚えていけるのでいいんですが、文章ばっかり見るのって疲れるし、集中力も切れてきます。
そこで、図やイラストを使って暗記するんです。このブログでもよく貼っているように、
表を書いて覚えるんです。

さっきも貼りましたが、こんな感じです。まあこれは、テキストにある表を自分なりにアレンジ
しただけなんですが、僕は、文章の暗記と図の暗記ってまた違うものだと思います。
よく、暗記の方法として、場所とセットでとか、エピソードとセットでとかいいますが、
それと同じで図や表で覚えることは記憶が定着しやすいはずです。そうすることで、
アウトプットする際も、表という画像を思い出すことで、知識を引き出せると思います。

どんどん図や表を書いてください。

今日は、暗記のコツなども紹介しました。これからもどんどんややこしい事項が出てくるので、
自分なりの学習法を考えてみるのもいいと思います。
近々、暗記についての話をまとめてみようかなと思います。

それでは、今日はこのあたりで。



↓ブログランキングに参加しています。クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村

資格受験ランキング
↓また、意見や要望等あれば、コメントの方、受け付けています。記事にして欲しいことなどがあれば是非コメントどうぞ。

Follow me!

意見や要望、何でもコメントしてください