独学で行政書士 行政法のツボ1(行政行為の類型)

こんにちは。そういえば、今年度の行政書士試験の受験申込みが始まっていますね。
申込みの締切りは9月の頭までということですが、忘れてしまわないように注意ですね。

 

今日は、行政法のツボを押さえていきたいと思います。ツボについての記事は、
初めて勉強する方でもなんとなくわかるように書きますが、どちらかというと、
一通り学習された方に注意してもらいたいために書きます。

 

まず、行政法を一言で言うと、生半可な暗記は通用しない科目です。勉強するとわかりますが、
とにかく暗記事項が多く、しかもややこしい。混同するポイント、ひっかけポイントなど、
多く罠があります。このような科目こそ、繰り返し、リピートの学習が大事です。
特に行政法は点数を稼がなければならないので、緻密な努力をしていきましょう。

 

今日は、少し混同しやすい行政行為についてです。
もう勉強して大丈夫という方は、文字は飛ばして、表だけ確認してもらえばと思います。

行政行為の類型

 

まず、行政行為とは、処分とも呼ばれ、行政が法律に基づいて、一方的に働きかけることで、
特定の国民の権利義務に影響を与える行為のことです。

 

行政行為は、法律行為的行政行為準法律行為的行政行為に分かれます。
法律行為的行政行為は、命令的行為と形成的行為に分かれます。
命令的行為は、下命、禁止、許可、免除を含み、
形成的行為は、特許、認可、代理を含みます。
準法律行為的行政行為は、確認、公証、通知、受理を含みます。

 

ここまでを図で整理すると、

こうなるんですね。そして、それぞれの類型の定義と、具体例をセットで覚えていく必要があります。
まあ、下命とか禁止、免除、代理、確認、公証、通知、受理くらいはなんとなくわかりますよね。
これらは特に気にしなくてもいけると思います。

 ここが大事

問題は、許可、特許、認可なんです。これらは少しやっかいで、
具体例の名称と、類型の名称が異なる場合があるので注意です。
例えば、外国人の帰化の許可は、「許可」という名称ですが、分類上は特許です。
簡単にこの3つをまとめました。

具体例多いですねえ。でも、これらは一度過去問で出題されたことがあります。今後も
出題される可能性は十分にありますのでしっかり覚えるべきです。択一のみならず、
記述式でも狙われそうなところですね。

 

ポイントとしては、そのまま暗記するのではなく、類型の意味をよく考えてみることです。
例えば、認可は、私人の法律行為の効果を完成させるもので、具体例に河川占有権の譲渡の
承認があります。占有権の譲渡ということですが、譲渡したいということは、それ以前の段階で、
占有権をもっているわけですよね。つまり、譲渡の前には、占有の許可があるんです。
ある人Aが河川占有権を譲渡したいと考えている場合、流れとして占有の許可→占有権の譲渡の承認、
ですが、占有の許可はあくまで始まりの法律行為に過ぎないということです。
占有権の譲渡の承認があって、初めて譲渡できる、つまり、占有権譲渡という、
Aが望んでいる法律行為を補充するのです。
このように考えると、河川占有権譲渡の承認は認可
ってわかるわけです。法律行為を完成させるということは、それ以前の段階でも、何か法律行為が
あったはず
(この場合、河川占有)で、その次のステップとしての行政行為であるということです。

銀行の合併の認可とかもそうですよね。まずは、銀行の設立があって、その次に合併の認可により、
法律行為を補充するんです。

こんな風に考えるとちょっとは覚えやすいかなと思います。

このようにして、時々、意味を振り返ってみると覚えやすいこともあります。ただ、
全部がそうではなく、暗記のゴリ押しで行かなければならない部分もありますね。
今回のテーマは、行政法がいかに正確な暗記が必要な科目であるかがわかる内容だと思います。
混同しやすい事項は、定期的に復習です。

また、確認、公証、通知、受理とかの説明省くなよって思われた方もいるかもしれませんが、
あえて省き、許可、特許、認可を詳しく説明しました。
メリハリをつけているからです。

 

以上、行政行為の類型についてでした。
何か気になることや要望等あれば、コメントの方お願いします。それでは!



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独学で行政書士 行政法のツボ1(行政行為の類型)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 匿名 より:

    たまたま見つけて拝見させていただいています。分かりやすい^ ^最初から少しずつ読ませてもらっています。

    1. twodimension より:

      閲覧ありがとうございます。
      少しでも学習の補助に役立ててもらえたら幸いですm(_ _)m

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