独学で行政書士 憲法のツボ1(天皇の権能)

こんにちは。今回からは、僕が学習してきた中で特につまづいた部分、
間違えやすい部分を中心に、ポイントと対策を紹介していきたいと思います。
これからは僕が実際に使ったノートの写真を貼って書いていきます。

 

その前に、憲法の科目の特徴、ポイントだけ軽くまとめておきます。憲法は、一言で言うと、
暗記すれば割と簡単に得点に繋がる科目です。基本的にほとんどの問題は暗記で解けます。
しかし、毎年細かい知識や学説に関する問題など、難問も混ざっています。
ただ、このような難問は捨てても大丈夫ですし、
とにかく基本的な問題をこぼさない、とだけ意識しておくべきです。

 

それでは今日は、憲法のかなり最初のほうで習う、天皇の権能についてです。
もう勉強して大丈夫という方は、文字は飛ばして、表だけ確認してもらえばと思います。

 天皇の権能

基本的に、下線がある場所が間違えたところなので、そのあたりを中心に見ていきます。

 

まず、天皇の地位については、明治憲法では、天皇主権とされ、国の主権が天皇にあり、様々な権限を持っていたわけですが、日本国憲法で、国民主権となり、それからは、国政に関する実質的な権限を持たなくなりました。
つまり、国事に関する形式的な行為を行うだけになったんです。
この国事に関する形式的な行為が、国事行為と呼ばれるものですね。憲法6条と7条にあります。

 

 6条

第六条  天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
○2  天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

 

6条はこの2つですね。内閣総理大臣と最高裁の長官を任命すると。
この2つも大事ですが、ここで、国家機関の指名・任命をまとめておくと、

こんな感じです。×は指名されない場合です。
法令科目は、重要事項が出てきたら、周辺事項も確認して進めた方が効率がよくなります。
当初よく間違えていたのは、内閣と内閣総理大臣ですこれは内閣の権限のところでも
区別していく必要がありますが、始めは混同していました。というか、両者は同じものだと
思っていたんですね。しかし、厳密には違うということを問題を解いて初めて気づきました。
このとき、問題演習の重要性を感じましたねえ。

 

 7条

第七条  天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一  憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二  国会を召集すること。
三  衆議院を解散すること。
四  国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五  国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六  大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七  栄典を授与すること。
八  批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九  外国の大使及び公使を接受すること。
十  儀式を行ふこと。

 

コピペですが、7条です。特に赤字が間違えやすいところだと思います。
法律や条例を制定ではなく、公布です。総選挙の施行を決定ではなく、公示
任免や信任状を決定作成とかではなく、認証です。
これらは、よく問題でひっかけてくるので注意です。

ポイントとしては、それぞれに共通しているのが形式的な行為だということです。
決定とかは、やはり、強い権限を持った人しかできませんよね。
天皇は実質的な権限を持たないので決定などはしないんです。

あとは、2項と3項ですね。国会を召集すること、衆議院を解散すること。
この2つは内閣の権限かなと思いがちですが、天皇の国事行為です。注意です。

 

 3条

第三条  天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

関連して、天皇が国事行為で何かやらかしたとしても、その責任は天皇が負うのではなく、
内閣が負います。実質的な権限があるところに責任も帰属する、ということですね。
これはだいたい想像がつきますよね。テレビや新聞で、天皇の行為に対して批判したり、
謝罪を求めたりするのは見たことないですからw

今回は、天皇についてでした。問題で狙われるところはだいたい決まっています。
内閣か内閣総理大臣か、決定か認証か、など。これらは過去問で何度も出題されているので、
出題されれば、確実に正解したい事項ですね。

こんな感じでこれからも進めていきます。何かあればコメントの方、お願いします。
それでは。



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