独学で行政書士 憲法のツボ2(人権の限界)

こんにちは。8月18日ですね。
もう夏休み終了のカウントダウンは始まっている感じですかw
最近思い出したんですが、昔はよく、近所の公園でラジオ体操していましたね。
今はもう、ラジオ体操をしている人は減ってきている印象ですが、
実際どれくらいの人がやっているんでしょうね。

僕の場合、最終日のごほうび目当てで続けていましたw
1ヶ月ほど続けた割には、ごほうびがショボかっt(銃声)・・・。

 

さ、今日は、人権の限界について書いていこうと思います。
判例や学説ばかりなので、軽く復習するような感じで眺めてください。

公共の福祉による人権制限

日本国憲法では様々な人権が保障されています。多くの人権があるため、
人権同士の矛盾・衝突が起こるわけです。そこで、その矛盾・衝突を調整する原理のことを
公共の福祉といいます。

特別な法律関係に基づく人権制限

公務員や在監者などのように、国家権力と特別な関係にある者に対しては、
特別の人権制限が許されます。

 

このあたりは判例をしっかり押さえるべきです。近年の行政書士試験では、判例の細かい知識
(結論以外の部分)を問われることが
多くなってきている印象ですので、
判旨全体に目を通しておくべきです。

 

公務員の人権

猿払事件:公務員の政治的中立性を損うおそれのある公務員の政治的行為を禁止することは、それが合理的で必要やむをえない限度にとどまるものである限り、憲法の許容するところであるといわなければならない。 」「国公法一〇二条一項及び規則による公務員に対する政治的行為の禁止が右の合理的で必要やむをえない限度にとどまるものか否かを判断するにあたつては、禁止の目的、この目的と禁止される政治的行為との関連性、政治的行為を禁止することにより得られる利益と禁止することにより失われる利益との均衡の三点から検討することが必要である。(最大判 昭49・11・6)

赤字中心に注意ですね。猿払の違憲審査基準は、合理的関連性の基準といわれています。
一般人に対しては許されない、政治活動の自由の制限は、公務員に対しては許されます。

 

堀越事件:国家公務員法102条1項にいう『政治的行為』とは、公務員の職務の遂行の政治的中立性を損なうおそれが、観念的なものにとどまらず、現実的に起こり得るものとして実質的に認められるものを指し」、「本件配布行為(国家公務員が、特定の政党を支持する目的で政党機関紙を配布する行為)は本件罰則規定の構成要件に該当しない」(最判平24・12・7)

これも大事な判例ですね。

 

在監者の人権

また、在監者の人権について、 喫煙の自由は、憲法一三条の保障する基本的人権の一に含まれるとしても、あらゆる時、所において保障されなければならないものではない。」、「喫煙禁止という程度の自由の制限は、必要かつ合理的なものである」(最大判昭49・11・6)

 

他に、「新聞紙、図書等の閲読の自由が憲法上保障されるべきことは、思想及び良心の自由の不可侵を定めた憲法一九条の規定や、表現の自由を保障した憲法二一条の規定の趣旨、目的から、いわばその派生原理として当然に導かれる」、「被拘禁者の新聞紙、図書等の閲読の自由を制限する場合、……右の制限が許されるためには、当該閲読を許すことにより右の規律及び秩序が害される一般的、抽象的なおそれがあるというだけでは足りず、被拘禁者の性向、行状、監獄内の管理、保安の状況、当該新聞紙、図書等の内容その他の具体的事情のもとにおいて、その閲読を許すことにより監獄内の規律及び秩序の維持上放置することのできない程度の障害が生ずる相当の蓋然性があると認められることが必要」(最大判昭58・6・22)

とした判例もありますね。

 

今日の記事は赤字が多いですが、どれも重要です。とくに、最後の判例の基準は、
相当の蓋然性の基準と呼ばれるもので、
合理的関連性の基準などとは事案ごとに区別しておく必要があります。
上記の4つの判例は事案と判旨をセットで覚えたほうがいいです。

 

憲法は、判例はそんなに多くありませんが、一つ一つの判例を丁寧に覚える必要がありますね。
去年の問題では、ある判例(住基ネット訴訟)が取り上げられ、5つの肢の文章のうち、
判旨に含まれていないものを選べとかいう問題が出ました。まあ難問の部類だと思いますが、
これは有名な判例なので、どこまでしっかり判例を読んでいるかで決まる問題でした。
特に憲法は判例を読み込むことが大事ですね。

 

それでは今日は、このあたりで締めたいと思います。

ありがとうございました。



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