独学で行政書士 法令科目の勉強法② ~学習の進め方~

こんにちは。

今日も、引き続き、法令科目の学習法について紹介したいと思います。

ちなみに、前回は、学習の流れを条文、判例、事例に分けてまとめましたので、参考に。

 

法令科目の勉強の仕方

エビングハウスの忘却曲線から学ぶこと

ところで、みなさん、エビングハウスの忘却曲線ってご存知ですか?
人間の記憶は完璧ではなく、むしろ、頼りないものだと思い知らされる研究データなんですが、
まず、こちらをご覧下さい。

出典:wikipedia

一度は見たことがあるかもしれません。そうです。人間の記憶がどれくらいの速さで消滅して
いくかについての研究結果をグラフで表したものなんです。
赤の曲線ですが、見ての通り、記憶した日の翌日は、約半分まで下がっていますね。そこから
さらに下がっていき、記憶してから1週間経つと、ほぼ全て忘れているということに!
恐ろしいですねえ。せっかく頑張って暗記したのにほんの1週間ほどで記憶からなくなるとは。

でも、安心してください。これは、復習をしていない場合の結果です。
復習をしていない場合、グラフの赤い曲線の場合はそうなんです。ところが、復習をした場合、
緑の曲線の場合は、どうですか?
暗記してから、1日後、2日後、3日後に復習するだけで、6日後には、復習をしない場合と
比べてかなり記憶が残っていますよね。

 

この忘却曲線から学べることは、

1、人間の記憶力はたいしたことがなく、1度の暗記に頼ってはいけない

2、暗記した翌日以降に復習をしていくことで、記憶は強化される

3、定期的な復習をすることで、やっと記憶が定着する

ということです。

 

繰り返しの暗記を大事にする

人間の記憶の仕組みは以上のようになっているわけでが、では、それを踏まえた上で
どう学習していくべきなのでしょうか。

 

まず、1についてですが、1度の暗記に頼ってはいけないということです。完璧な記憶力の持ち主なら1度で可能ですが、それは例外中の例外、凡人ではありません。標準的な一般人の視点から考えると、やはり何度も繰り返して覚えていく必要があります。特に、法律学習では、1回目は何を言っているのかよくわからないことが多いため、尚更です。何度も繰り返していくうちに、覚えていき、理解できるようになるんです。

僕の場合、法律科目は5月から始めたわけですが、まずは合格革命の基本テキストを
通読して2周しました。
1周目は本文のみ。欄外は気にせず、ざっと読んで全体のアウトラインを把握しました。そして、2周目は、欄外も見るようにし、ちょっとずつ暗記するように意識しました。この段階では、それほど多く覚えていませんでした。それから、3周目。今度は切りのよいところで読むのを止め、基本問題集を解いてその場で何度も覚えるようにしていきました。このように、テキストを読む段階でも3周はしたわけです。

 

復習も繰り返して

2に関連して、暗記した翌日以降に復習も兼ねていくことです。
僕は、例えば、基本テキストを読む段階では、その日に読みたい範囲を読む前に、前日読んだ部分を軽~く流し読みしてから、その日の分を読んでいました。
イメージとしては、(あくまでイメージ。実際はここまでしなくていいと思います。)
1日目:Aだけ読む(1時間)。
2日目:Aを流し読み(10分)してから、Bを読む(1時間)。
3日目:Aを軽く流し読み(5分)、Bを流し読み(10分)、そしてCを読む(1時間)。

 

ポイントとしては、復習の時は、暗記の時よりも時間をかけないということです。初めて見るのと、一度見たことあるのでは、覚えやすさが違いますからね。回数を重ねるごとに、かける時間を減らしていく感じです。

 

忘れかけの頃が一番大事

それから、復習そのものにいつも時間をかけすぎないように注意です。さっきのイメージを見ての通り、毎日復習から始めるわけですが、そうすると後の方は復習の量がたまっていき、最終的には全範囲を1日で復習するという流れになってしまいます。
また、1日に勉強できる時間は限りがあるので、復習ばかりしていると次に進めなくもなります。これでは逆に非効率なので、あまり、神経質にならない方がいいいです。

3は難しいところですが、いつも同じ単元を復習するということではなく、定期的に復習です。
その定期的にというのが、忘れかけの頃にということです。
あの分野ってどんな内容やったっけ?ってなった時には、できるだけ復習しましょう。

 

まあ、1~3のように繰り返しの学習が重要なわけです。イメージとしては、薄い色の筆で、白い紙の上に何度も絵を上塗りして濃い絵を仕上げていく感じですw

 

理解度を把握して

最後にもうひとつ大事なことを言っておきますが、
日頃の学習では、常に自分の理解度を意識するべきだと思います。
勉強を進めていくと、得意な部分、覚えやすい部分、全然わからん部分色々出てきます。そうした中で、自分がちゃんとわかっているところだけ何回も重複してやっていては時間の無駄なので、特に2周目以降に関しては、いままででわかりにくかった箇所、覚えにくい箇所を中心に力を入れ、メリハリをつけた学習が大事です。

 

見にくいですが、これは僕が使っていたノートです。
文章の下には2種類の下線があるのがわかりますか?これは、問題を解いていて間違えた事項や、何度も忘れてしまった事項なんです。僕は、一度間違えたら黒で下線を引き、二度以上間違えたらマーカーで下線を引くようにし、自分の弱点を把握するようにしていました。マーカーの部分はヤバイということです。

 

そして、空き時間はいちから復習するのではなく、この下線があるところだけを熟読するんです。
だから、普段から自分の理解度を把握するために、メモや下線、付箋をつけたりしてマークしておくのもいいかもしれませんね。取捨選択です。この方法で、効率よく弱点を減らせました。

まあ、ノートをいちから作るのはかなり時間がかかるので、そこは各自の判断で、ということになりますが、活字より自分の字の方が覚えやすいのは確実です。みなさんも是非参考にしてみてください。

 

それでは、今日はここで。

今後は、各科目ごとのポイント、特に僕がつまずいていた点とその対策を紹介していきます。



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