独学で行政書士 学習のコツ~民法編~

こんにちは。

雪ですねえ。この前は島根県に行きましたが、日本海側はやっぱり雪がすごいですね。
僕は奈良県に住んでおり、例年雪は中々積もらないのですが、
初めて日本海側に行って、雪国の過酷さがわかりましたね(;´∀`)

さて、今日は民法についてです。

 

どういう科目か

民法は「思考力も試される科目」ですね。まずは条文を覚えてから、実際の事例で活用できるかが重要です。

初見の問題でもしっかり論理を組み立てて正解できるよう、長い時間をかけて、民法の考え方に慣れていきたいですね。

 

学習で心がけたいこと

普段の学習では「条文学習」、「判例学習」、「事例学習」どれも重要になってきます。

憲法・行政法と異なるのはやはり事例学習です。当事者の法律関係を図に書いたりしながら整理し、条文と判例の知識を使えるようにしたいです。

 

それから、条文学習と判例学習についてですが、とにかく量が多いですね。

条文は1000を超えていますし、判例も全ての分野で出てきます。そのため、知らないものが多いからといって、色んなテキストを揃えたり、判例百選などの判例集を買わないように注意したいですね。

近年の試験では、普通の学習では対応できない判例の知識が問われることが多い印象です。僕自身、公務員試験にも合格しましたが、過去問が大量にある公務員試験の過去問集にすら載っていない知識が問われます。そもそも解かせる気がない問題が多いのだという前提で学習を進めたいですね。

 

民法のコツ

権利義務関係を図に表す

民法では事例学習が重要であるとしつこく述べてきました。そして、テキストでも当事者の法律関係は図で説明されています。

学習したての頃はとにかく図を見て理解するようにしたいですね。条文だけでは、よくわからないことも多いです。

例えば、民法177条は、「不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法 (平成十六年法律第百二十三号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。」

としています。これだけ暗記しても何を言っているのかわかりません。
これは事例で考えると下の図のようになります。

この場合、条文に従えば、Cが登記をしているので、Cが土地の所有権をBに主張できるということです。簡単な例ですが、勉強の始めたてはこのように図とセットで覚えたほうが楽かなと思います。

また、問題を解く際も、図で書いていけば正解しやすい場合がありますね。

とにかく、わからなければ図を書いていくのがいいです。

 

権利or義務、できるorできないを整理する

これも、上記のように、図を書いて学んでいく事例学習に含まれると思いますが、権利なのか義務なのか混同しないように注意です。

どういうことかというと、条文や判例によって、その事案では誰がどういうことをできるのか、しなければならないのか決まっています。

 

例えば、即時取得を例にとってみると、即時取得には特則があり、

第百九十三条 前条の場合において、占有物が盗品又は遺失物であるときは、被害者又は遺失者は、盗難又は遺失の時から二年間、占有者に対してその物の回復を請求することができる。
第百九十四条 占有者が、盗品又は遺失物を、競売若しくは公の市場において、又はその物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたときは、被害者又は遺失者は、占有者が支払った代価を弁償しなければその物を回復することができない。

盗品・遺失物の特則というのですが、上記のようになっています。ここで、193条は、物の回復請求をすることができるとしている一方で、194条は、所定の場合においては占有者が支払った代価を弁償しなければならない旨規定しています。

簡単な例ですが、このように、できる(権利)のか、しなければならない(義務)なのか問われるときがあるので注意です。

 

また、できるorできないも重要です。上の条文にも少しありますが、他のわかりやすい例として、

このような場合ですね。事案によって、ある主張などができるのか、できないのか。判例の知識が多いですが、表でまとめて覚えてしまいましょう。

 

共通する事項はまとめて覚える

最後に、これは若干応用的なコツなのですが、民法では、色んな分野にまたがって出てくる共通の事項があります。例えば、取得時効は総則で習いますが、総則ということは全ての分野に当てはまる原則なんですね。

取得事項の援用権者は、

です。

これらは、物権から債権まで色んなところで出てくるもののまとめのようなものです。このように、複数の分野にまたがって出てくる事項はまとめて覚える方が良いですね。しかも、これは先ほど説明した、できるorできないの整理でもあるので、しっかり暗記です。

全ての分野を一通りやり終えた後の話なので、応用的なコツですが、一応紹介しました。本ブログでも、このようなまとめは今後記事にしていきますので、参考にしてください。

 

問題演習のポイント

僕自身、初めて民法の過去問を解いたときは、他の科目より難易度が違いすぎるやろと思いました。
明らかに問われる難易度が他の科目よりも難しかったのですね。

民法は、条文、判例の知識がまんべんなく問われます。知識を純粋に問う場合もあれば、事例に絡めて問う場合もありますね。前者の場合は、テキストの内容を覚えるとすぐに得点できるので、暗記するのみですが、事例に絡めた問題の場合は、慣れることが大事です。

民法の問題演習の一番重要な部分は、事例で考える力を養うことではないかと思います。

民法が他の科目と違うゆえんでもありますね。具体的な事例において、どの条文・判例の知識を引き出して、どう活用していくか、結論までの論理の組み立てに慣れるための機会と考えた方が良いです。最初の頃は、かなり苦戦すると思いますが、問題の答えを暗記してしまうくらいに何度も解いて練習しておきたいですね。

 

最後に、民法は9問出題されるわけですが、正直5~6問正解できたら御の字です。
半分正解できたら良いと考え、ハードルを下げておくほうが吉ですね。

以上が民法のコツでした。おわかりになったら参考にしてください。

それでは!



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