独学で行政書士 憲法のツボ10(内閣)

こんにちは。
最近晴れたと思ったら、また雨が続くのでしょうか・・・。
雨の日が続くと外に出る気がなくなるので、運動不足になりがちですよねえ。
この前は2時間テニスをしただけなのに、その日の夕方から筋肉痛になってしまいましたw

今日は、内閣についてまとめます。

内閣

ここでは、条文の整理ですね。特に内閣の権能は国会の権能と混同しやすいです。

内閣の組織

第六十六条 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。
○2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。

文民とは現役の軍人や自衛官ではない人のことを指します。そのような人が軍事権をコントロール
して、軍の暴走を防ぐもので、これがシビリアンコントロールというやつですね。

 

第六十七条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。

第六十八条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。
○2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

内閣総理大臣は、国会の議決で指名するんですね。不信任決議は衆議院だけという点に注意です。
また、国務大臣の任免については、内閣総理大臣の判断で自由にできるわけですね。

 

第六十九条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。

第七十条 内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

第七十一条 前二条の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。

 

内閣不信任決議後10日以内に衆議院が解散されなかったとき、内閣総理大臣が欠けたとき、衆議院議員総選挙後に初の国会が召集されたときの3つの場合に、総辞職が必要ということです。

 

内閣の権能

第七十三条 内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。
一 法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
二 外交関係を処理すること。
三 条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
四 法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。
五 予算を作成して国会に提出すること。
六 この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。
七 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。

 

この条文は、以前、条文学習についての教示という記事で紹介しましたね。
複数のものが列挙されている条文なので、狙われやすいです。特に、条約の承認は事前と事後のどちらもありという部分ですね。それから、政令を定めるときは、原則罰則をつけることはできないですが、法律の委任があれば可能なんですね。最後に、7項の大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定することですが、これらを認証するのが天皇でしたね。決定と認証に注意です。

 

内閣総理大臣の権能

内閣の権能は内閣という組織全体で行使するものですが、内閣総理大臣の権能は、内閣総理大臣個人
の裁量に基づいて行使されるものですね。

 

第六十八条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。
○2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

第七十二条 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。

第七十四条 法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

第七十五条 国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。

 

典型論点は、主任の国務大臣や内閣総理大臣の連署がなかったとしても、法律・政令の効力が否定
されるわけではないというところですね。

そして、訴追(検察官が刑事事件について公訴を提起し、それを遂行すること)について、国務大臣を
訴追するには内閣総理大臣の同意が必要です。また、訴追の権利が害されないというのは、国務大臣が
辞職した後には訴追ができるので、検察官が訴追のための準備とかはできるという意味です。

以上が内閣でした。ところで、こちらの写真なんだと思いますか?

これはハンガリーの国会議事堂のようです。建物の前にはドナウ川という川が流れているようで、川岸に建っているのも面白いです。
海外の建物って、RPGのゲームで攻略したくなる城みたいなのが多いですよねw

 

それでは、今日はこのへんで。



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