独学で行政書士 憲法のツボ8(国会Ⅰ:国会の地位、国会の議決)

みなさん、こんにちは。

最近は、衆議院議員総選挙の選挙演説が各地で行われていますね。演説に集まる人の中には、
支持者はもちろんいると思うのですが、ヤジや暴言をとばす衆、いわゆるアンチの
存在が目立ちますね。わざわざ支持しない政党を批判するために演説のところにいく行動力は
見習いたいものです(汗)。まあでも、アンチは意外と少数派で、実際はほとんどが静かな
多数派の方だと思います。これがサイレントマジョリティってやつですか。

 

これからは統治の分野に入りますが、憲法は例年5問の出題で、だいたい人権:統治が6:4くらい?
の割合ですが、過去には半分以上統治分野から出題されたことがあるようです。
統治は暗記だけで得点できる楽勝分野なので、得点源にしたいところです。
ただ、暗記といってもややこしい部分がたくさんありますので、どこでひっかかりやすいか
などを考えて、覚え方も工夫していく
必要がありますね。

 

国会

今回は、国会の地位と、二院制についてです。

特に、二院制では、決議の流れを正確に覚えたいですね。

国会の地位

第四十一条  国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。

第四十三条  両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。
○2  両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。

これらの条文から、国会は、①国権の最高機関、②唯一の立法機関、③国民の代表機関
の3つの地位が与えられています。

 

この定義には色んな学説があります。
①について、「最高機関」とは、国会が他の機関に優先するような権力をもつという意味では
ありません。これは、三権分立の観点から言えます。ここでいう、「最高機関」とは、
国会議員が、主権者である国民から直接選挙される点で、国民と直結していることから、
国会は、政治の中心的地位を占めることを強調したにすぎないと考えられています。
ちなみに、これは政治的美称説といいます。

②について、唯一の立法機関には、国会中心立法の原則と、国会単独立法の原則の意味があると
されています。意味と例外は以下の通りです。この2つは両者混同しやすいので注意ですね。

③ですが、国会議員が行った行動は、その国会議員を選んだ国民の意思を反映していると考えられる
という意味(政治的意味の代表)であり、法的に国民と代表者の政治的意思の一致が要求されている
わけではありません。

国会の議決

ここからが、本日のメインディッシュですね。国会の地位は前菜に過ぎません。

第四十二条  国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。

第四十五条  衆議院議員の任期は、四年とする。但し、衆議院解散の場合には、その期間満了前に終了する。

第四十六条  参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。

衆議院は、解散ありの任期4年です。
参議院は、解散なしの任期6年です。

また、
第四十八条  何人も、同時に両議院の議員たることはできない。
ですね。

 

そして、議決についてですが、これは条文を読んで覚えるより、図に描いて覚える方が
定着しやすいです。
法律案の議決、②予算の議決、③条約の承認、④内閣総理大臣の指名の4つです。

 

 ①法律案の議決(59条)

 

②予算の議決(60条)、③条約の承認(61条)

 

④内閣総理大臣の指名

以上をまとめると、

覚え方のコツとしては、予算の先議権というように、衆議院の先議権は予算の場合のみ。
そして、法律案の議決は特殊で、両院協議会を絶対開く必要はないけど、衆議院の再議決をしなければならないとなっていることですね。両院協議会が絶対必要でない分、衆議院で再議決しなければならないということで、国会の議決としてまとまるまで慎重な手続を踏むようにして、バランスを取っているものと考えたら覚えやすいですかね。
また、参議院が議決しない期間(ボイコット期間)については、緊急性が高いほど、短いと考えるといいです。

 

今回のテーマは、最初は覚えにくいけど、一回覚えたら確実に得点できる分野です。
つまり、得点源です!

自分なりの覚え方を作ってみてもいいですね。それでは!



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